2016年7月20日

「オリーブ油浣腸」の実際

ALSなど神経難病の方々は、身体の活動性の低下や自律神経障害などにより排便コントロールが必要になる場合が多くあります。

通常は、便を柔らかくしたり・腸の蠕動運動を良くしたり・・・時にはグリセリン浣腸や摘便が必要になったりもします。

しかし、中々難しいケースもありこのような方に、オリーブ油(医療用)を使用した浣腸を試してもらってます。

IMG_2682

乳化作用や潤滑作用により頑固な宿便にも効果的です。

通常は抗がん剤や麻薬使用中に併発する便秘に使用されますが、身体にもやさしく神経難病にも効果ありです。

宿便が排泄できれば、経口薬でコントロール可能です。

排便コントロールに関しては

こちらも「看護ケア 便秘」ご確認ください。

ほかにも看護では様々な発信をしていますのでYoutubeもぜひごらんください。

 

求人や入居のご案内

関連タグの新着記事

MCについて

もっと見る

2023年7月22日

厚生労働大臣の定める疾病の別表第7や状態である別表第8ってなに?

  • MCについて

2023年1月12日

TVが壊れた~!!

  • MCについて

MCライブラリー

もっと見る
プラスチックケーススイッチ

プラスチックケーススイッチ

押した時がスイッチオン・離すとオフとなる、指で押して使うタイプの軽量でシンプルなスイッチ。握力の大きさに応じて適切なスイッチを選ぶことができます。プラスチックケースの中に内蔵されたマイクロスイッチの場所を変えることで、感度を細かく調整することが可能なため、利用者さまの状態に合わせて工夫してセッティングを行っています。

ピエゾニューマティック(PPSスイッチ)

ピエゾニューマティック(PPSスイッチ)

筋肉の「ひずみ」や「ゆがみ」で作動するピエゾセンサーと、指先の僅かな動きで作動するエアバッグ(ニューマティック)センサーの2種類を選択できるスイッチ。いずれも感度調整が可能で、僅かな力でも操作できるため、幅広い方にご使用いただけます。MCでは更にチューブを利用したカムスイッチを作成し、接続して使用しています。

Eeyes

Eeyes

視線検出式入力装置を接続した、目の動きによる文字入力ができる意思伝達装置。文字だけでなく絵文字も使用できるのが特徴で、伝え難い感情のニュアンスを表現することが可能です。また、体の部位を示す絵文字と操作に関する絵文字を組み合わせるなどの工夫で、通常の文字を入力するよりも素早いコミュニケーションを実現できます。

好きなものを食べられる、飲める(経口、胃ろう)

利用者さまの食べたいもの・飲みたいものをできるだけ実現させるため、さまざまな工夫を取り入れています。気管切開を行い人工呼吸器を使っている利用者さまでも、食事やスイーツなどを食べやすい形状にしてお口で味わうことや、胃ろうを通してアルコールを摂取することが可能です。「胃ろうからお酒?」と驚かれるかもしれませんが、MCではできる限り利用者さまのご希望に沿えるよう、体調と相談しながら柔軟な対応を行っています。

採用について

株式会社MCでは新卒採用、キャリア採用、アルバイト・パート採用を行っております。
募集職種など詳しくは採用情報をご確認ください。

お問い合わせ窓口

採用について、施設への入居についてなど、株式会社MCへのお問い合わせは下記より承っております。

電話:048-999-5858

電話受付時間:9:00〜17:00(月曜日~金曜日)
FAX:048-999-5827